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5日目。いよいよ旅も後半に入ってきた。
この日は、オーストラリア南西の端オーガスタ/Augustaの先の灯台で、インド洋と南氷洋がぶつかり合うのを見、この辺り一体にある洞窟をいくつか見学し、バッセルトン/Busseltonで"オーストラリア一長い桟橋"というのを見て、今夜の宿泊地ヤルゴラップ/Yalgorupへと向かう。
本日の走行予定距離、約250Km。最初の頃に比べたら天国のようだ!見るところも色々あるし、ん〜!これぞ"旅行!"
・・・と思っていたのは私だけで、夫は、今日も今日とて、150Km/hで、パース/Perthの街を突っ切り、パース/Perthから北約250Kmにあるピナクルズまで行き、はたまたパース/Perthを南へ突き抜けてヤルゴラップ/Yalgorupまで戻ってくるつもりだった。じっとしているのが苦手で・・・って、いつもは家で寝転がって本読んでるのに・・・車でぶっ飛ばしていると、それだけで楽しいのだそう。
かたや私は、運転するのはもちろん、ぶっ飛ばし車に乗っているだけでもストレスだし、出来れば一箇所にのんびりしたい、折角ここまで来ているのだから、その街をぶらぶらするとか、せめて観光くらいしたいー。びゅ〜ん!と車で走って、街に着いたらタッチするだけじゃ、疲れるだけでつまらないー
ピナクルズや北の方は、次回来る時に(・・あるのか?)纏めて回ろう・・・ということで、無事(!?)今回はマーガレットリバー/Margaret
River周辺の観光へとあいなった。
Cape Leeuwin灯台 〜インド洋と南氷洋の合流点〜 |
マーガレットリバー/Margaret
Riverの街を南へ約45Km走ると、オーストラリア南西の端オーガスタ/Augustaの街があり、その先に1895年に建てられたCape
Leeuwin灯台がある。
1622年に、オランダのLeeuwinという船がここを通過したことから、この名前がついたらしい。
[写真 :Cape Leeuwin灯台]
駐車場から灯台へ行く途中、写真右手の売店でチケットを買い、灯台ふもと辺りで待っていると、灯台内見学ツアーに参加できる。これはもう、是非お勧め!
高さ約56m、300段ほどの螺旋階段を上がって降りるのだが、案内人はナント60歳は悠に過ぎているであろうおじいさん。3交代で、1勤務時間に5回ほど上り下りするのだそう。階段は、踏み外さないよう、1段づつ交互に赤と緑に塗られている。おじさんが説明しながら、ゆっくりと上がっていってくれるせいか、下が透けて見えるのに、なぜかあまり怖いとは感じなかった。それでも、最後の方はちょっと息切れが・・・(^^;)
上の展望台から外へ出ると、360度パノラマが展開される。高さの割には怖くなく、気持ちいい!
いや、ただただ続く水平線に、感動!
右の写真の、右半分がインド洋、左半分南氷洋。
写真には、あの雄大さがとても納まりません。
[写真 右:灯台の上から
右手がインド洋、
左手が南氷洋 ]
このあたりは、冬(5-9月)にはホエールウオッチングも楽しめるのだそう。
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ジュエルケーブ/Jewel Cave |
オーガスタ/Augustaの街から、Caves
Roadに入ると、いくつかの洞窟が並ぶ。3つ以上回ると割引があるらしいのだが、私たちは2つ回るだけなので、1箇所づつでチケットを買う。どこも、毎時30分からツアースタートのようだ。
まずは、とにかく美しいといわれ、オーストラリア最大規模のJewel Cave。
チケットを買い、時間を待っていると、前のツアーの人たちが出てきた。あのオージー達が少々疲れ気味だ。私たちは、ほんの少し前に、Leeuwin灯台で300段を上がり降りしてきたところだった。Jewel
Caveの階段は約600段。
2重扉を中に入ると、いきなり広い洞窟だった。少しづつ、ガイドが説明できる部分だけがライトアップされる仕組みは、オーストラリアでも、ここまで手を入れるか・・・と思うくらい見事だった。
秋芳洞で、ひとつひとつの"作品(!?)"に名前を付けてプレートまでついていたが、さすがに名前は付いていなかった。
オーストラリア最大と言われるだけあり、深さ、奥行き共にこれでもかというくらい広い。中は寒いので長袖必須。
30分くらいで終わるかと思いきや、しっかり約1時間、上へ下へと歩きつづけた。
[写真 :Jewel Cave 最後の階段]
レイクケーブ/Lake Cave |
もう一つ見に行ったのは、レイクケーブ/Lake
Cave。いまだ洞窟内に湖が残り、写真を見る限りでは、実に幻想的なシーンだった。
ここは、Jewel Caveよりも深いが、階段の数は少ないと書かれている。それもそのはず、ツアーが始まる入り口までに、すでに200段近い階段を降りていかなければいけない。で、ツアーの第一歩が、これまた急傾斜の階段を降りてゆく。あ〜、先が思いやられる(>_<)
[写真 右:ツアー最初の階段]
しかし、中は美しい!Jewel
Caveがスケールの大きさを感じさせるのに大して、Lake Caveは繊細な美しさを醸し出す。
写真左手は、天井からの柱で支えられ、宙に浮いている。裏面が水面に映っているのがお分かりだろうか?
[写真 左:宙に浮く鍾乳石]
右は、上の写真の右手の方に見られる、自然作品。賢老人3者会談の様子。どうしてこんな細かい杖が出来るのか不思議だ。
この洞窟、実はまだまだ、奥のほうに何キロも続くのだそうだが、天井がかなり低く、人が入りにくいため、ツアーはもちろん、研究者も、まだまだこれから入ってゆくのだそうだ。
[写真 右:賢老人達]
これも、見事な作品で、天井から水がぽたりぽたりと滴り落ちるうちに、下に受け皿が出来てしまった。どこかの日本庭園にありそうなしろものだ。
[写真 上:滴り落ちる水で出来た受け皿]
ここは、ツアーで入ることができる奥行きはさして深くなく、1時間のうち30分ほどは、座ったまま、工夫を凝らしたライトアップを眺めながら、幻想的な気分に浸る。
それにしても、帰りの階段は、一気に上がるだけに、かなりきつい・・・
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バッセルトン/Busselton 〜オーストラリア一長い桟橋〜 |
ふらふらの足を引きずって、マーガレットリバー/Margaret
Riverを通り過ぎ、一路北のバッセルトン/Busseltonへと向かう。
全長1837m、オーストラリアでは一番、世界でも屈指の長さと言われる桟橋には、遊歩道とトロッコが走っている。いずれも有料。
すぐ横の海も素晴らしく綺麗で、沢山の人が泳いでいる。
時間があれば、この桟橋の先から沈む夕日を見たいところだったが、この日の宿は、ここから約160Km北のヤルゴラップ/Yalgorup。
ここはさらりと見ただけで、北へ向かうことにした。
[写真 上:オーストラリア一長い
バッセルトンの桟橋]
街中に大きなVisitor's Information Centreがあったので、Yalgorupの地図を貰おうと立ち寄った。
「Yalgorupの地図は無いわ。でも大丈夫よ!あそこは道が一つしかないから、そこを入ればいいだけ!`No
problem!」と、おばさんは愛想良く笑顔で見送ってくれた。「おぉ〜、そんなに簡単な街なのかー!」といたく感動して、北へ向かう。
途中、大きなワイナリーが幾つも立ち並ぶ。もともと、二人ともお酒にはそんなに強くないこと、ずっと車を運転していることもあり、今回の予定にワイナリーへの立ち寄りは入れていなかった。が、いくつ目かのワイナリーに「Cheese」と書かれているのを目にしてしまった!「ワインは別にいらないけれど、チーズなら美味しいのがあるかも!!!」と、急遽Uターンしても1件のワイナリーに入った。
入ってみるもの、なかなか満員である。チーズも、かなり色々な種類があり、それぞれに試食させてくれる。そのなかから、ちょっと固めのチーズとクラッカーを選んで買う。
結局、残り二日でチーズは食べきれず、シドニーまで持って帰ったのだが、このちーず、そのまま食べても十分においしいが、パンに載せて焼くと実にとろりと溶け、また格別だった!
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ヤルゴラップ/Yalgorup |
「曲がり角は一つだけよ」・・と教えられ、周辺の超簡単な地図を貰って走っていたが、途中で大変なことに気づいた。持っていた地図によって、位置関係が違うのだ。
大きな地図では、Yalgorup National
ParkはLake Cliftonの遥か手前だ。なのに、"Yaltorup"という表示を見ないままに、Lake
Cliftonよりさらに北のDawesvilleに入ってしまった。ところが、BusseltonのVisitor's
Centreで貰った"Mandurah"のパンフレットの地図では、Yalgorup
National ParkはLake
Cliftonの遥か北、Mandurahのすぐ南にある。車は少し前にLake
Cliftonを過ぎ、Dowesvillを過ぎようとしていた。大きな地図では完全に行きだ。
一方、宿の住所を見るとMelroseとなっている。地図には何処にもそんな地名は載っていない。だれだ?一本道だと言ったのは!!!焦っているうちに、右手に"Melrose"の看板を発見、多分ここだろうと、西へ折れる。が、細かい道路地図が無いので、そこから先が全くお手上げ。
と、その時、目の前の草原にカンガルーの親子が!!!カメラを探す間に、親子で草むらに向かって跳んでいった。
カンガルーを見るのは珍しくないが、野生のカンガルーも、見たことはあるが、こんな民家の間に自然に居るのは始めてみた。
すごい環境だ・・・と。
[写真 右:カンガルーの親子]
宿泊 |
この日の宿はYalgorup
Echo Park。
ロッジあり、キャンピングカーで泊まる人あり、キャンプする人あり・・・ののんびりとしたキャラバンパークである。
キャンピングカーは、老夫婦、キャンプは子供連れ、ロッジはカップルが多かったような気がする。私たちは"Hawaiian
Eco Suites"というロッジに泊まる。
キッチンと食器なども一式揃っているが、部屋自体はさして広くない。建物の作りはかなり簡易である。
施設には、テニスコートなどもあり、すぐ近くに小さなビーチもあり、街から離れてゆっくりと過ごすには、向いている感じである。
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マンデュラ/Mandulah |
食事 |
夕方になると、あちこちでバーベキューが始まり、いい匂いが漂ってくる。が、二人でバーベキューをしてもなんだし・・・ということで、食事はMandulahまで行くことにした。
街に入るとなにやらお祭り騒ぎ。
河川敷に仮設のフードコートは出来ているし、TVの中継車も出ているし、夜には花火もあるらしい。フードコートに日本食レストランが1件出店していて、日本人が居た。すぐ近くに、比較的大きな店を出している。「おぉ!がんばってるなー」という感じ。
結局、その辺りの、ちょっと大きめなイタリアンレストランに入る。お祭りのせいもあってか、広い店内はあっという間に満席になる。・・・が、まぁ、大きくは外れなかったものの、素晴らしく美味しい!というほどでもなかった。
あきれたのは最後のデザート。一応"お約束"ということで"ティラミス"を頼んだのだが、"単なるカステラケーキ?"というくらい、出来はよくなかった。正直言って、何とかレベルを保っていたそれ間の出料理が台無しになってしまった(>_<) たのまなければ良かったと思った・・・
本当に、つくづく、食事には当たらない今回の旅だ。
['03.04.07]
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