| VIII.カヌー・スラローム |
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オリンピックを開催国、それもすぐ近くで見られる!というのは、なかなか奇遇だが、「知合いが出る」というのも、嬉しい!
そう、今日出場する「安藤太郎」君は、うちで一緒にご飯も食べていった人なのである。
アーチェリーとは対照的に、ヨーロッパ勢が圧倒的に強く、アジアからは出場さえ厳しいカヌーである。
彼は、自分の手でオリンピック日本出場の1席を獲得し、自ら出場も果たした。
その彼が出るのだから、これはいかなきゃ!なのである。
カヌーの会場はPenrith(ペンリス)という、オリンピックパークよりもさらに遠い場所にある。
電車で行けば我が家から片道約3時間。なのだが、高速に乗れば車で1時間という距離。
散々迷ったが、"ペンリス駅前に駐車場を用意している"というアナウンスを当てにして車で出かける。
万が一止められなかったらどうなるんだろう???と思いつつも、行ってみるしかない。
駐車場は、本当に駅のまん前だというのに、大きなバスターミナルがすっぽり入りそうに広い。それも、ただの空き地。
ここから専用バスで5分。
広大な自然の中に、忽然と会場がある。
今日は、"男子カナディアンペア予選ラウンド"と”男子カヤックシングル予選ラウンド"。
太郎君が出るのは、"男子カヤック"
それぞれ2回づつ走るので試合は交互に行われる。
走る順番は、世界選手権順位の下からなのだそう。
300mのUの字の急流の中に、色々な障害が設けられ、上からポール2本を吊り下げられた"ゲート"が23作られている。
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会場が広く、A席・B席が分かれているだけで、すべて自由席なので、カメラアングルのいいところを探しで徐々に移動。
どの角度からも、それぞれ美味しいところと見えないところがあって、ベストはなかなかない。
が、やはり、報道席のあるゴール前が難しいコースのようだ。
9番目に走る太郎君が、いよいよ出走!
なかなか順調な出足で、前半の引っ掛けゲートは見事にクリア!
・・・と、最後に20番ゲートのあたりで声があがる・・・続いて拍手。
どうやら、最も急流のところで、ゲートをくぐれなかったようで、その急流を遡ってやり直ししたらしい。
かなりのタイムロス。
2回目も、厳しい走りだった。
19番ゲートをやはり飛ばしてしまい、戻ろうとしたところ転覆、頑張って起き上がったものの、コーナーにはまってしまった。
必死の脱出&最も急な流れを、さけのように遡り、19番ゲートをくぐりなおす。
さすがに転覆した時は、アナウンスも一瞬絶句したが、会場は驚きと声援を贈り続けた。
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